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2013/10/01

好きなタバコとの出逢いは恋に堕ちる時の様だ・・・



大阪・枚方市のタバコ店イクタカさん(リンク)から届いたパイプ煙草

葉巻と同じ様に上質の西洋杉を使った木箱、
パイプ煙草では珍しい。

憧れのベントレー4.5ブロアーを描いた
1995年ヴェトロモンターニャの古いポスター
Design & illustration: K.Keiji


いつも始めて喫煙するタバコは私をドキドキさせる。
恋が始まる時のように
名前やパッケージを見た瞬間、何かが私と通い合って
やがて、恋が終わるように醒めていく・・・

約1ヶ月分程度のタバコを購入する時、
いつも、試しにと余分に1つ付け加えているのだが、
それが、必ず私のお気に入りになってしまう。

ポーチ入りタバコが欲しくて試した
"W.O. Larsen The Master's Blend" Sweet Aromatic
とても気に入ったので今回は10袋購入した。
そして、試しに加えたのは"Bentley Twenty Five"と
有名な"Mac Baren Virginia No.1"。


英国のJohn May氏の愛車Bentley 4.5 blower
操縦席で説明を受けている私。
John May氏は格式の高い英国”Bentley Drivers Club”のメンバー。
「いずれベントレーを所有しなさい」と言って、
会員バッジと革製のブックマーカーを下さった。

バッジのBentley Markは現在のマークとは違い
戦前の羽根の左右が短い由緒正しいマークである。


名車ベントレーと同じ名を持つタバコとなると、
クラシックカー愛好家としては見逃せない。
パイプ煙草なのに葉巻の様な木箱に入っているのが珍しい。
喫煙のためでは無く、木箱が欲しくて買った。

何故 "Bentley Twenty Five" かと調べたら
ベントレーの煙草喫煙具でのロイヤリティを持つ
ドイツのシュスター社のベントレータバコ発売25周年
記念するブレンド名だった。
ベントレーを所有して、このタバコを愛煙していると
野暮で滑稽になってしまうが、
所有する財力も無い私なら許されるだろう。
しかし、所有も出来ずに憧れるだけで
その名のタバコを喫煙するなんて私の誇りが許さない。

マックバレンのヴァージニア No.1は、
ゴールデン バージニア葉への憧れからだったが、
届いてすぐに喫煙し、とても魅せられてしまった。
ポーチに書かれている英文の説明書きに従って
スローにクールスモーキングすると、
Ready Rubbed blendされたヴァージニアが
タバコらしい甘さを醸し出して実に旨い

ただ、シールでは無く印刷された日本語の
「肺癌、心筋梗塞、脳卒中」の文字が雰囲気を壊す。
シールは絵具筆洗い用アルコールで丁寧に剥がし、
パッケージデザインの雰囲気を楽しんでいるが
印刷されたパッケージはどうしようも無い。
世界的な健康志向と美意識の欠如には呆れ果てる。
いずれ、放射能レベルも表記されるのだろう。




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